本来のトイレ

昔は、家の外に別棟を建て、そこをトイレとして使用してきました。
人間の生活にとって、食べることと同じくらい重要なものが排便であり、小用も含めれば日に数回はトイレのごやっかいになります。こういう極めて生活と密着した存在なのに、わざわざ別棟を設けて、あえて「不便」な方法をとっているのは、トイレが不浄のものとされてきたからです。

ところが、現在の家では、トイレが家の外にあることのほうが、不自然ですよね。昔と比べ、下水も整備されるなど衛生面も改善され、家の中のトイレでも、家中が臭いに悩まされたりすることはなくなりました。

では、トイレはどの方位に配置するとよいのでしょうか。
答えは、どの方位でもありません。あくまでも「不浄なもの」として今でも考えられており、実際、いくら清潔になったとはいえ、やはり排便・排尿のための行為の場所には変わりはないからです。

したがって、タブーな方位として、「中央・正中線上・鬼門ライン上」があげられます。比較的「安全」な方位は、東、東南、北西です。

そして、絶対に避けていただきたいのは「中央にトイレを持ってくること」です。
住人が病気やけがに悩まされます。家相でいう中央の意味は、人間でいう頭になります。中央にトイレがあるということは、頭に便器をかぶっていることと同じなのです。くれぐれも注意してください。汚い話ですが、トイレのトラブルは家相上多いのです。

また、北のトイレも心配です。現在では驚くほど冷えることはなくなりましたが、冬は暖房設備を整え、換気扇をオンにしておきましょう。